部下が動かないと感じている方へ

リーダーやマネジメント職についたばかりだと、部下はあなたを舐めて動きが鈍くなったりすることもあります。

そのような雰囲気が許されない職場なら良いのですが、実際今はZ世代は怒ってはいけない、褒めて伸ばすなど、そのような企業文化に変わりつつある企業が増えています。

自発的に動ける優秀な人間はそのような文化でも成長を止めませんが、やはりそうでない人間も一定数いるわけで、言い訳や反抗して指示を与えても動かないケースもあり、マネジメントに困っている方に向けた記事になります。

上司としてありたい姿

マネジメントする側になったばかりのほとんどの方が、つい先日までメンバーと同じ目線で仕事をしていた方になるので、上の不満を知っているがために、部下にはそのような思いはさせたくない!と思ってしまった結果、部下を動かすことが出来なくなっているケースをよく目にします。

私もすごく苦労しましたし、今でも苦労することもあります。

そんな中、識学やら、KPIマネジメントなど、いろんな方法を試しましたが、作業面で効果があっ法則を紹介します。

ダラリの法則

ダラリの法則とは

・無駄をなくす
・ムラをなくす
・無理をなくす

この三つの要素が合わさった法則です。

主に、単純作業に効果があったと思います。

例えば、テレアポの場合

メンバーAが1日150件、メンバーBが1日100件、メンバーCが1日80件電話をかけるとします。

この場合、まず最初にすることは作業の標準化です。

メンバーAの1日の動きを観察して、作業を標準化します。
これだけでもメンバーCの方仕事の仕方がおかしければ改善できると思います。

例で言うと、顧客との応対後、履歴の入力に時間がかかっている。

タイピングの問題なら辞書登録を使えば良いです、アポ取得後のメール対応に時間がかかっていれば、グーグルカレンダーを使って、顧客のアドレスをカレンダーに入れて、メール時間を短縮するなど、メンバーAの仕事を参考にして、まずは標準化させます。

意外に単純作業の仕事の仕方は統一されていないことが多いです。

ここでまずは無駄がなくなります。

次にムラを無くします。

その標準化した作業の時間を決めます。
そうすることによって、1日の生産量が目に見えるようになります。

標準化すると、一時間当たりの電話数は○○件になるので、今日は○○件生産できると、計算しやすくなります。

最後に無理をなくします。

一時間当たりの生産を無理に設定すると、人間はモチベーションが日によって違います。

気分はいい日ならいいですが、前日夜更かししたり、遊んで疲れたり、体調が悪いと本来のパフォーマンスが出せません。

ですから、少し余裕を持った設定にするべきですし、その旨を部下に伝えるべきです。

このように標準化することで、行動しない部下を行動させるようになりますが、それでも言い訳をしてくる人間もいるので、その場合はまず言うことを聞かせる訓練をしてください。

動かない部下への訓練

高圧的に攻めたり、怒鳴ったりするわけではないです。

まず、段階的に言うことを聞かせるのです。

このようなタイプは指示に従わないといけないと言う意識が薄い人間がほとんどです。

まずは、ミーティング5分前に集まる、朝挨拶をするなど、簡単なルールを設けてください。

そのルールが守れなかったら、何故守れなかったのか、聞いてください。

それで無理と言うなら、ミーティング前3分前にするなどしてみてください。

すると、時間はかかりますが、だんだんと守れるようになります。

このような部下には頭を悩ませると思いますが、頑張りましょう!

みんな同じような不満を抱えていますので、あなただけではないです。

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