近年マーケティングに関する話が頻繁に飛び交っているように思いますが、マーケティングといってもいろんな捉え方をしている方がいるので、記事をまとめてみました。
実際に新規事業の立ち上げをする際、企業の問い合わせとして多いのがデジタル領域の顧客です。特にSaaS関係の企業は増えているように思えます。
そのようなITリテラシーの高い企業と話していてもマ企業によって、マーケティングの意味合いが異なっていることが多いです。
今と昔のマーケティングの違い
一昔前はネットが普及していなかったので、企業はいかに商品を売り込むか。
いかに他者と秀でたポイントを見つけるか、いわば誰にでも当てはまる「利点」にフォーカスしたものでした。
デジタルマーケティングとは、ネットが普及し、消費者側も知識がついています。
検索方法も上手になった結果、以前のようにグーグル広告はクリックしない方も増えましたし、企業の誰にでも当てはまる「利点」を嫌い、避ける傾向にあるように思えます。
今後のマーケティングについて
今はマーケティングについて日本語で読める書籍も増えていて、以前200名規模のWEB関連の会社にいた時に、全社員にマーケティングとは何か?とアンケートをとったことがあります。
その答えの中でも、「市場調査」「商品開発」「ものを売る方法」「経営戦略」などの回答ができていましたが、一番しっくりきたのは「継続して売れつづける商品を作る仕組みを作ること」
上でも話をしましたが、消費者は企業の売り付けたいといった気持ちを理解できるようになっています。売れ続ける商品を作るためには、ユーザーに何度も使ってもらう、いわば商品・会社のファンになってもらう必要があると思っています。
ですから、どうやって売れるのかという視点よりも、どうやったら買いたいと思い続けてくれる気持ちを作るのかだと思っています
商品購入の変化
フレームワークで有名なAIDMA・AISASを例に出してみます。
AIDMAとは
・商品を知る→興味を持つ→サービスが欲しくなる→商品を記憶する→購入に踏み切る
この行動心理をAIDMAと言って、昔よく使われたそうですが、今の消費者は
AISASに変化していると言われています
・商品を知る→興味を持つ→調べる→購入する→シェアする
これはネットが普及したことにより、以前はテレビで知って、興味を持って、サービスが欲しくなって、商品をメモして、買いに行くと。
今はSNSやスマホの普及により検索が主流になってきていますから、この調べるって行動が増えたんですね。
このように買って終わりではなく、調べてシェアをする。ここを攻略しないと商品が売れ続ける仕組みを作ることが難しいという訳だそうです。
以前は営業が詳しい知識を持って、商品を説明していたので、価値がありましたが、今では営業がいなくても、検索すれば商品を調べることができますから、将来的には営業が必要じゃないとも一部では言われていますが、僕はそのように思いません。
シンプルな商品ならそれで良いですが、まだまだ複雑な商品も世の中に多数ありますし、情報が溢れているからこそ、価値のある情報を持っている人の価値というのは非常に貴重だと思います。
脱線しましたが、マーケティングについてでした
コメント