飲食店はグルナビや食べログなど、様々な集客サービスの動きが活発です
他の業界に比べての集客のトレンドは日々変化しています。
今回は飲食店のホームページの必要性について、実際に多くの飲食店のクライアントを担当し、WEB制作会社の営業部長まで経験からご紹介します。
結論から申し上げると、飲食店にホームページはあった方がいいです。
理由を説明します
飲食店 集客のトレンド
飲食店ではポータルサイト・SNS・MEO(Google マップ)・SEO(ホームページ)
大きくこの四つに分類され、目的別にみていきましょう
ポータルサイト
ポータルサイトを利用する方の目的は突発的ではなく、事前に予約する場合に利用されるケースが多いです。
サイトの例で挙げると、食べログ・グルナビ・ヒトサラ・ホットペッパーグルメなど、この辺りが飲食店のポータルサイトではメジャーだと言えます
シーンとしては、記念日・誕生日・歓迎会・送別会・忘年会など、予定を抑えて利用したいと考えたときにポータルサイトは検索されるため、特に居酒屋・レストランはポータルサイトに登録した方がいいです
デメリットとしてはポータルサイトに支払う分、広告宣伝費がかかるため、利益が少なくなります。※クーポン目的で利用する方も多いですからね・・・
SNS
今はインスタグラム・ツイッター この二つに登録するのはマストでしょう。
以前はSNSの代わりにHPを検索する方が多かったのですが、HPは企業が作れるという点に対して、SNSは実際の利用者の声がわかるため、HPよりもSNSを調べる方が多いです。
特に今のZ世代と呼ばれる今後社会を担っていく層はSNSを好む傾向にありますから、トレンドに左右され安い店舗などは特に効果を発揮します。
特にクレープ店・タピオカ・ラーメン・ケーキ・パンなど、が該当します。
デメリットはSNSに全力を注いでしまうと、SNSは常にトレンドとの競争です。
Twitterに力を入れていても、インスタグラムなど、新しいSNSの台頭よってみてもらえなくなる可能性も高いですし、力を入れてもクラブハウスみたいに流行らなくなる可能性も出てきます。
ローカル検索(MEO)
中でもおすすめしているのがこのローカル検索(MEO対策)です。
背景として、日本はアイフォンがスマホ市場のシェアを占めています。
アイフォンはGoogle検索が標準になっていますから、7割近くの方がグーグルを利用しています。
さらに、グーグルが近くのラーメン とか 餃子 おすすめ といった検索方法をCMやYOUTUBEなどで宣伝していますから、多くの方がそのように利用されています。
また検索の意図としてはこれから食べにいくといった具合に、Google マップの情報をみた30パーセント近くの方がその日のうちに来店につながるとも言われていますので、非常に協力なツールです。
正直ほとんど全ての店舗が導入するべきですし、対策するべきです。
Google マップはグーグルビジネスプロフィールというサービスで管理することができて、
知られていませんが、商品の登録、投稿など、集客に必要なツールも無料で使えます。
ここにも業者が手を伸ばしており、Google マップの市場規模は2025年には100億を超えます。 ですから、MEO業者が自身の管理をしている業者のライバルとなり得る企業の住所を書き換えたりしてMEO対策を行っている業者がいますが、こういった行為をしているといつペナルティを受けるか分からないですし、キーワードをあげたいがために店舗名を例えば【00ラーメン 杉並区 とんこつ 】 のように 店舗名以外の情報を入れて検索に引っかかるようにしますが、これもペナルティを受けます。
正しい運用は口コミを促し、その口コミのキーワードが検索に引っかかってきます。
MEOの対策を考えた際には業者にどのように対策するのか、必ず確認して下さい。
私自身もMEO対策は行っているので、ご興味があれば問い合わせてください。
spread-tokyo.com
ホームページ SEO
最後になりましたが、いよいよHPの出番です。
正直に申し上げると、上記に比べると一番集客の影響は少ないです。
労力や費用に見合った効果はほとんど得られないでしょう。
労力は例えば ラーメン 宇都宮など、検索したときに検索に引っかかるようにしようものなら、ブログの投稿を毎日頑張る必要も出てきますし、出てきたとしてもあまりみてもらえません。
なぜならSEOの上にGoogle マップが表示されているからです。
しかも、ブロガーは世の中に沢山いますから、ラーメンがOPENしようものなら、勝手にブログを買い手PRしてくれます。
ではなぜ飲食店にHPの必要性があるのか。
それは「求人」です
人材の採用コストは年々上がっており、飲食店も人材の採用に苦労しています。
人材が採用できないがために開店が遅れたり、営業時間の短縮を余儀なくされるケースも少なくありません。
求人情報を見たと、ほとんの方はHPを見にきますから、そのときに飲食店のHPがなければ選択肢から外していますこともあります。
今後他店舗展開や、規模の拡大を考えるならHPはマストで持った方がいいでしょう。
ですが、HPは業者によっては100万円〜300万円ほどかかってきます。
正直申し上げますが、僕の経験上どこで作っても大差ないです。
はっきり言いますが、SEOつきます、人きます!
などが営業のセールスポイントになりますが、間違いじゃないですが、ローン組んだり、貴重なキャッシュを投資するべきではないです。
よく営業が宣伝広告費だから〜などのトークを使いますが、キャッシュがないと会社を回すことが難しくなります。
しっかり事業計画に沿った投資をしましょう。
10P前後でローン組んで5年、7年でHP維持しているところがありますが、後悔されている方も多いですし、曖昧な情報で契約している方も多く、見ていてこの業界そのものが、脆弱な顧客を食い物にしている時点で世の中に必要なのか、疑問を抱くようになりました。
結論、H Pは必要ですが、無理にお金かけてまでやる必要はないです。
もっと安くて効果的なサイトは他にいくらでもあります。
【ホームページ作成ソフト | とりあえずHP】
上記のサイトでしたら、月2980円で持てますし、契約年数もないためいつでも解約できます。
テンプレートができているので、写真と文章を差し替えると完成します。
飲食店は事業展開も早いですから、リスクを考えると最初のうちはこのようなHPで十分です。
お金は何かあったときのために置いておいて、本当に必要な部分に投資するべきです。
目的によっては、飲食店はホームページを作る必要性はあります。
それは集客ではなく、求人が目的なら投資額を抑えてやってみてください。
そこで学び、業者に依頼するときには任せってきりではなく、違う視点で見ることができます。
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